『パール・ハーバー』の2大ヒーロー徹底特集
(ROADSHOW 2001/9月号)
※申し訳ないんですけど、ジョシュの分析のみを紹介します。
ついについに大ブレイク。スターぶらない大スタージョシュ・ハートネット
「ジョシュってすごくシャイなんだ」これは、ジョシュ・ハートネットを知る人が必ず言う言葉だ。そして必ず「まったくといっていいほど、スターぶってない俳優だよ」と続く。
実際にジョシュに会ってみると、彼らの言った通りだとすぐわかる。あいさつを交わしながらインタビュアーに握手の手を差し出すのは彼にとっては普通のことだし、答えにくい質問に顔を真っ赤にすることもある。いかにも中西部のまっとうな家庭に育った男の子といった雰囲気を漂わせている。とにかく<スター>の仮面に隠れるなんてことは絶対にしない、普通感覚の男の子である。
もちろん着ている服もまったく普通。そこらへんにいるアメリカ青年が着ているような、Tシャツにジーンズといったカジュアルスタイルが彼のお気に入りだ。とはいえ、スレンダーな長身とキュートなエクボ、子犬のような瞳を持つジョシュが身につければ、ノー・ブランド製品だろうが素敵に見えちゃうのも当たり前だけどね。最近、新作映画のためにミリタリー・カットにしてしまったkれど、たった今ベッドから出てきたばかりみたいにクシャクシャの髪型もジョシュにはとっても似合っていた。
でも外見のことや、ティーンたちからアイドル視されていることを話題にされるのが本人はとっても苦手。「女の子の憧れの的・・・僕が!?ひゃーっ、勘弁してよ」てなことになってしまう。ジョシュは「僕は悪魔でも俳優」という自覚があるのだ。彼の作品選びを見れば、一目瞭然だよね。
ティーン・スター総出演の《パラサイト》でアイドル扱いされたのは仕方ないとしても、次に出演した《ヴァージン・スーサイズ》はアート系のインディーズ作品。なんとこの映画では、ティーン・アイドルをジョークにしてしまう戦法に出ている。その後も中年男女のセックス観をテーマにしたコメディ《フォルテ》や、イギリス人俳優&スタッフで製作した人間ドラマ《シャンプー台のむこうに》といった作品で等身大のキャラクターを演じることを選んでいる。また、シェークスピア劇「オセロ」の現代版《Oオー》ではダークな悪役に挑戦し、その演技の幅をさらに広げている。こういった作品選択はもちろん、その演技力は辛口の評論家たちも一目置くところ。ついカッコイイ外見ばかりに目がいってしまうけれど、ちょっとした目線やささいな仕草で内面の感情を表現するのが、ジョシュは抜群に上手なのだ。
例えば《ヴァージン・スーサイズ》で演じ究極の女たらしトリップ。彼が美少女ラックスの処女を奪って去っていくときの表情には、うれしい反面、とんでもないことをしでかしたとでもいうような複雑怪奇な感情が込められている。また《愛ここにありて》でサマンサへの愛を押し殺し、ライバルのケリーに「彼女には君が必要なんだ」と頼むときの切ない目つきからは、ジャスパーが心で血を流している痛みが伝わってくる。
デビューしてわずか数年で若手演技派という評価を得るまでに成長したジョシュ。大作《パール・ハーバー》出演でさらなる飛躍が約束されたも同然だけれど、「これからもインディーズ作品とスタジオ作品の両方に出演して、俳優としてのバランスを取って行きたい」のだという。
ハリウッドのセレブ・シーンにうんざりし、故郷ミネソタで家族や友人たちと過ごすことを愛するジョシュ。しっかり地に足をつけて、大物俳優への道を着実に歩んでいるようだ。
ジョシュ語録&マル秘エピソード
>>>>>>好みの女性について
外国の女性に弱いんだ。彼女たちのアクセントとか生活スタイルって僕のとは丸っきり違ってるだろう。なんかひかれてしまうんだよね。
>>>>>>ロケの必需品は?
映画のロケに必ず持っていくのはギターとステレオだね。ギターはそんなに上手に弾けるわけじゃないんだけど、弾いていると落ち着くんだよ。それと、帽子をたくさん。
>>>>>>有名になることについて
あるがままの世界を自分の目で見たい。街を歩けなくなって、バルコニーから世界を眺めるしかないなんてことが起こったら悲劇的だよね。
>>>>>>大学を退学になったことについて
できれば大学に戻りたい。文学や歴史、文章を書くことを学んでみたいんだ。
>>>>>>《トム・ソーヤー》オーディションを勧めてくれた叔母への返事
ハックルベリー・フィンの役が演れるなら舞台に出ても良いよ。そうじゃなかったらこの話はなし!
>>>>>>役作りについて
役作りのために他の映画を見たりはしないよピカソだったと思うけど、絵を描くために音楽に耳を傾け、本を読んでインスピレーションを得たとか。それと同じだよ。自分の周囲を見回して役作りをすべきなんだよ。
他の俳優の演技を参考にするのは、単なる物まねになっちゃうじゃないか。
>>>>>>好きな女優について
《バットマン》のキム・ベイシンガーには夢中になったよ。女優で好きになったのは彼女が最初。ダイアン・キートンのファンにもなったよ。
★エコノミーで来日?
99年、《パラサイト》PRで初来日のとき、映画会社が用意したファーストクラスの席を使わず、友人と並んでエコノミー席で到着。ハリウッド・スターらしからぬ謙虚さと、周囲を驚かせた。
★ファン想い
ファンの子たちへの応対もすごく丁寧と評判。《パール・ハーバー》のセットにもぐり込もうとした姉妹がガードマンに「ジョシュの友人」と告げたところ、真偽の確認のためジョシュ本人が入口に呼ばれてしまった。取り返しのつかないウソをついたと真っ赤になっている姉妹を見たジョシュは「友達じゃないけど、これから友達になりたいな」と言い、セットで見学できるように取りはからったとか。
★私をプロムに連れてって
《ヴァージン・スーサイズ》に共演し、仲良しになったキルスティン・ダンストは高校卒業のプロムのエスコート役をジョシュに依頼。ジョシュも軽く引き受けたけれど、女子高がパニックになるのを恐れたキルスティンが「あまりいい考えではないわね」と考え直したため、素敵なカップルは成立しなかった。
★VSクリス・クライン
《愛ここにありて》でクリス・クライン演じるケリーとジョシュ演じるジャスパーがカー・レースをするシーンがある。当然ながらすべての動きは振りつけされていて、スピードも見た目よりもゆっくりしていたとか。それが不満だったのか、撮影終了後にジョシュとクリスは同じ道のりで真剣勝負。結果は・・・巨大エンジンを搭載したアメ車に乗ったジョシュの勝ち!
★ロケ強行の結果
友人たちと短編映画を作成しようと思い切ったジョシュ。デイリークイーンに強盗が押し入ったという設定でゲリラ撮影を敢行したのはいいけれど、あっという間にパトカーが駆けつけ、拳銃を構えた警官に囲まれる羽目に。演技がリアルすぎたのかな?
★パパはMr.スポック?
高校時代、両親の離婚で悩んでいる友人に、「僕の本当のパパは、レナード・リモイだ」と打ち明けたことがある。「でも俳優になるために彼の名前を使うのは嫌なんだ」とも。不遇に家庭環境にいるのは君だけじゃないよと勇気づけるつもりだったのか、はたまた真実なのか?父親ダニエルさんは「そりゃ、僕にもニュースだ」と一笑に付してはいるけど、目元がなんとなくMr.スポックにソックリのような気も・・・。
★依存症のウワサ
ファンサイトに掲載され、アッという間に世界中に広まった「ジョシュがアルコール依存症を抱えている」という噂はまったく根拠のないもの。ジョシ本人も驚いていて「おばあちゃんがコンピューターを持ってなくてよかった」と語っている。」
証言集
Halloween H20:Twenty Years Laterで共演したミシェル・ウィリアムス

役者というのは大変な仕事なの。見るのも嫌な人を相手にラブシーンを演じなきゃならないこともあるんですもの。そういうときは、心を石にして演じるのよ。でもね、ジョシュのガールフレンドを演じるのは最高に楽しかったわ。彼って本当に優しいし、一緒にいて愉快な男の子なんだもの。
The Virgin Suicidesの監督ソフィア・コッポラ

近いうちにまたジョシュと一緒に仕事をしたいわ。《ヴァージン・スーサイズ》でトリップ・フォンティーンを演じる彼を見たら、誰だって好きにならずにはいられないはずよ。本当にいい俳優よ。
The Virgin Suicidesで共演したキルスティン・ダンスト

ジョシュっていわゆる不良少年タイプよね。でも単なるチンピラというんじゃないの。女性をひきつける危険な香りを漂わせているけど、いっしょにいれば絶対に安心という気にさせてくれるタイプなのよ。
Here On Earthで共演したリリー・ソビエスキー

ジョシュのこと大好きよ。彼ってゆっくりと視線を動かすんだけど、それがすごくミステリアスなのよ。撮影中に最高のお友達のひとりになれたと思うわ。彼がいつも帽子をかぶっているのは、ファンの女の子たちに
気づかれないようにするためよ。彼、すごくシャイなの。
Here On Earthで共演したクリス・クライン

ジョシュって本当にクールな男なんだ。《愛ここにありて》は、彼の故郷ミネソタ州でロケしたんだけど、オフの日はジョシュや彼の友人たちが僕をいろいろな場所に連れてってくれた。すっごく楽しく過ごせたし、互いに深く知り合うことができたと思うよ。そうそう、それにジョシュは俳優としても素晴らしいんだよ。
Town & Countryで共演したウォーレン・ビューティー
セクシーな男の子だよ。
Pearl Harborで共演した戦友ビリー役のウィリアム・リー・スコット

身長187aもあって、信じられないくらいハンサム。どこから見ても映画スターって感じなんだけど、ファンの子からサインを求められるたびに本気で驚いてるんだよ。ジョシュくらい謙虚な俳優っていないんじゃないかな。彼にスターという自覚はまったくないみたい。
Pearl Harborで共演したケート・ベッキンセール

ジョシュって本当に紳士なの。ラブシーンの撮影では私の肌がなるべく露出しないようにカバーしてくれたのよ。
Pearl Harborの監督マイケル・ベイ

普通、最初にオーディションした俳優は雇わないんだけど、ジョシュの場合は例外だった。彼は大スターになる可能性があるね。
Pearl Harborの製作ジュリー・ブラッカイマー

ジョシュにはどこかモンゴメリークリフトやゲーリー・クーパーを思わせるところがある。
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